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一般動詞 肯定文 | 英語検定に挑戦!

一般動詞 肯定文

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今回は「食べます」「働きます」のように具体的な動作を表す「一般動詞」というものを見ていきます。
be動詞が am, is, are の3種類だったのに対して、一般動詞は無数にあります!
でも英検5級レベルから始める初心者が覚えなければならない動詞は限られていますし、とてもよく使うものばかりなので、自然と身につきますよ。

まずは
I jog every day.
「私は毎日ジョギングをします」
という英文です。

単語を確認しましょう。
I
「私は、僕は」という意味の「自分」を表す主語でしたね。
jog
「ジョギングをする」という意味で、これがこの英文の動詞です。be動詞の am のように「~です」ではなく、何をするか具体的に示しています。こういった動詞を一般動詞といいます。
every
日」「週」「月」のように「毎~」と言いたいときに every を名詞(day, week, month など)の前につけます。
day
「日」という意味です。birthday「誕生」、Sunday「日曜」のようにすでに単語のなかに組み込まれていることもあります。

every で修飾できる単語をいくつか紹介します。
every day「毎日」
every week「毎週」
every month「毎月」
every year「毎年」
every Monday「毎週月曜日」
every weekend「毎週末」
every morning「毎朝」

次は
You work too hard.
「あなたは働き過ぎます」
という文を見ていきましょう。

単語の確認です。
you
「あなたは」「あなたたちは」という意味の主語です。この英文の場合はどちらで訳しても通じます。
work
「働く」という意味の一般動詞です。
too
「あまりにも」と形容詞や副詞を修飾します。度が過ぎることを表すので「~しすぎる」と否定的な訳し方をします。
hard
「熱心に」「激しく」という意味の副詞です。副詞というのは動詞を修飾する言葉です。「熱心に → 働く」という修飾の仕方ですね。

形容詞や副詞を修飾する too「あまりにも」について、もう少し詳しく見てみましょう。

まず、形容詞は
He is young.「彼は若い」
のように「~」と言い切る表現や
This is an expensive bag.「これは高価なバッグだ」
のように「~(人・物)」と名詞の前につける使い方があります。
これらの形容詞の前に too をつけると
He is too young.「彼は若すぎる
This is a too expensive bag.「これはあまりにも高価なバッグだ」
と「度が過ぎる」ことを表すことができます。

副詞とは
You walk fast.「君は速く歩く」
と動詞の walk「歩く」を「速く歩く」と修飾する fast のような単語です。
この副詞 fast の前に too をつけると
You walk too fast.「君は速く歩きすぎる
と、やや非難しているような意味になります。

次に
We wear kimono on New Year's Day.
「私たちは元旦には着物を着ます」
という英文です。

単語を確認します。
we
「私たちは」を表す主語です。
wear
「~を着る」という意味の一般動詞です。この前の2つの英文では「ジョギングをする」「働く」という一般動詞を紹介しましたが、「~を着る」との違いに気付きましたか?そうです、「~を」の部分が新しく登場です。一般動詞には、その1語だけで意味をなす「自動詞」という種類と、「~を…する」というように「~を」に入る単語が必要な「他動詞」という種類があります。「自動詞・他動詞」という言葉自体は高校生になってから覚えればよいのですが、「~を」に入る言葉が必要な一般動詞がたくさんあるということだけは理解しておいてください。この英文の場合は「着物着る」ですので wear kimono と wear の直後に kimono を置いています。
kimono
「着物」という日本語がそのまま英語でも使われています。この場合の kimono は wear(~を着る)の「~を」の部分にあたります。このように一般動詞の「~を」の部分にあたる単語を「目的語」といいます。
on
日付や曜日の前に置いて「~に」という意味を表す前置詞です。「くことば()」なので前置詞といいます。
New Year's Day
new が「新しい」、year が「年」、day が「日」ですので「元旦」です。Year's の 's の部分は「~の」を表します。つまり「新しい年の日」です。

on「(日付)に」の使い方を他にも紹介します。
(特別な日)に
on Mother's Day「母の日に」、on Christmas Eve「クリスマスイブに」
(曜日)に
on Tuesday「火曜日に」、on Wednesday「水曜日に」
(〇月〇日)に
on July 4th「7月4日に」、on May 5th「5月5日に」

最後の英文は
They drink beer after work.
「彼らは仕事の後、ビールを飲みます」
です。

単語を確認します。
they
「彼らは」「彼女らは」「それらは」という主語になります。この英文の場合は、もし女性だけのグループやペアなら「彼女らは」と訳します。
drink
「~を飲む」という一般動詞です。この英文では drink beer と「~を」の部分にあたる目的語の beer がついていますが、drink の1語だけで「酒を飲む」という意味もあるので、目的語が付かない場合もあります。このように一般動詞には「『~を』にあたる目的語が必要な使い方(他動詞)」と「1語だけで完結する使い方(自動詞)」の両方を持ち合わせた単語も多くあります。
beer
「ビール」という意味です。発音は「ビール」ではなく「ビア」です。「ビアガーデン」や「ビアホール」のように日本語でもよく使うので大丈夫ですね。
after
「~の後に」という前置詞です。
work
「仕事」という名詞です。work は2例目の英文で「働く」という一般動詞として登場しましたが、名詞(物・事の名前)としても使います。study「勉強(名詞)、勉強する(動詞)」、practice「練習(名詞)、~を練習する(動詞)」など、名詞と動詞の両方の使い方がある単語もたくさんあります。

after「~の後に」という前置詞について、使い方をいくつか挙げておきます。
after school「放課後に」
We study together after school.
「私たちは放課後、一緒に勉強します」
after dinner「夕食後に」
I watch the news after dinner.
「私は夕食後、ニュースを見ます」
after dark「日没後に」
My children stay home after dark.
「私の子供たちは日が暮れてからは家にいます」

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