今回は「これは〜ではありません」「あれは〜ではありません」と、近くのものや離れたところにあるものについての否定の表現を見ていきましょう。
まず近くの物についてです。
This is not an expensive watch.
で「これは高価な腕時計ではありません」という表現になります。
単語を1つずつ見ていきましょう。
this
「これ」と近くにあるものを指す言葉です。
is
1つ(単数)の物が主語になっているときのbe動詞です。
not
「〜ではない」と否定する時に使います。not のついた文を「否定文」といいます。
an
「1つの」という意味で a と同じです。直後に母音(基本的に a e i o u)で始まる単語がきている場合は a ではなく an を使います。この場合は直後の単語が expensive で e で始まっていますので an になります。
expensive
「高価な」と値段について表現する形容詞です。
watch
「腕時計」という意味です。「懐中時計」にも使います。
This is not ~. で「これは~ではありません」と、近くにあるものについての否定の英文が作れます。
次に離れたところの物についてです。
That is not a hospital.
で「あれは病院ではありません」という表現になります。
単語を1つずつ見ていきましょう。
that
「あれ」と離れたところにあるものを指す言葉です。
is
主語が単数の物の場合のbe動詞です。
not
「〜ではない」と否定文を作るときに使います。
a
「1つの」という意味で、名詞(物の名前)の前につきます。
hospital
「病院」という意味の単語です。
That is not ~. で「あれは~ではありません」と、離れた場所にあるものについての否定の英文が作れます。
that is not の短縮形は2種類あります。
that と is を短縮して that's not
is と not を短縮して that isn’t
どちらも意味は変わりません。
this is not については短縮形は1つです。
is と not を短縮して this isn’t
となります。
this は「これ」、that は「あれ」と単語の意味を紹介しましたが
This bag is not heavy.
のように this bag と2語で主語になっている文もあります。
このように this や that の直後に名詞(物の名前)があるときには this は「この」、that は「あの」と訳します。
this bag で「このカバン」、that car で「あの車」となります。