今回は自分と話し相手以外の人について「彼は~です」「彼女は~です」と伝える英語を見ていきましょう。
まず男性について「彼は~です」というときの英文です。
He is from Canada. で「彼はカナダ出身です」と言えます。
単語を1つずつ見ていきましょう。
he …「彼は」と男性を指す主語になります。
is …主語が he のときに「~です」を表す動詞です。「be動詞」という種類の動詞です。
from …「~出身の」という意味です。
Canada …国名の「カナダ」です。Canada, Japan などの国名や Tokyo などの地名は常に大文字から始まります。
He is ~. はセットになって「彼は~です」という表現です。自分や話し相手以外の、その場にいない男性について話題にする時に使います。
「from + 地名」は I'm from Japan.「私は日本出身です」のような自己紹介でも定番の表現です。
he is は he’s と短くすることもできます。この形を「短縮形」と呼びます。
he’s の ’ の部分は「アポストロフィ」といって、2つの単語をくっつけて1つの単語にしたという印です。
he is のままでも、he’s と短縮しても、意味は「彼は~です」で変わりません。
次は女性について「彼女は~です」というときの英文です。
She is my classmate. で「彼女は私のクラスメイトです」と言えます。
単語を1つずつ見ていきましょう。
she …「彼女は」と女性を指す主語になります。
is …主語が she のときに「~です」を表す動詞です。「be動詞」という種類の動詞です。
my …「私の」という意味です。「マイホーム」や「マイカー」など日本語でもおなじみですね。
classmate … 「クラスメイト」「同級生」という意味です。class は「授業、学級」、mate は「仲間、友達」という意味があります。
She is ~. はセットになって「彼女は~です」という表現です。自分や話し相手以外の、その場にいない女性について話題にする時に使います。
she is は she’s と短縮することもできます。
she is のままでも、she’s と短縮しても、意味は「彼女は~です」で変わりません。
ここまで He is ~. や She is ~. のような具体的な名前を出さない表現を見てきましたが、
Jason is from Canada.「ジェイソンはカナダ出身です」
Mary is my classmate.「メアリーは私のクラスメイトです」
のような人の名前を He や She の代わりに入れることもできます。男性でも女性でも、自分や話し相手以外の他人の場合は is をくっつけて「~です」が表現できるということです。
「~です」については
I am の am
you are の are
he is, she is, Jason is などの is
と3種類あります。
これらを「be動詞」と呼びます。わかりにくい名前ですが、実は am, are, is の原形と言われる形が be なのです。am, are, is は be の現在形という形です。後々学習を進めていく中で「ここは原形にすること」のような文法上の規則も出てくるので「am, are, is の原形は be だ。だから be動詞というのだ」と、頭の片隅に置いておくとラクになります。